自分がどんな子供だったか、振り返るときがある
ざっと思い返すと、いくつかの場面が浮かんでくる。
小学校に入ったばかりのころは、学校がとにかく嫌だった。途中で抜け出して家に帰ることもあった。
2年生になると少しだけ楽しくなって、人に喜んでもらえるなら、たとえ嘘でも嬉しそうな反応が見たくて、相手に合わせるようになった。そこから、自分を偽るクセがついていった。3、4年生ではその傾向がさらに強くなっていた。
5年生の頃には、悪い仲間が近づいてきた。そこから距離を取ろうとしたけど、その行動が裏目に出て、今度は本格的にいじめのターゲットになってしまった。
これが、自分の記憶に残っている大まかな流れだ。
当時の自分には「芯」がなかった。誰かの真似ばかりで、寂しがり屋で、一人で何かをするのが苦手だった。
でも今ならわかる。一人遊びって、すごく大事なことだった。
一人遊びができる力こそ、学ぶ力の土台になるんだなと思った。
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