パソコンがほしいけど、お金がない
最近、新しいパソコンがほしいと思う。しかし、手元にはそれを買う余裕がない。欲しいものがあっても買えないという状況は、若い頃なら「まあ仕方ないか」と諦められた。でも、年齢を重ねると、それがだんだん辛くなってくる。若いときの貧乏はどこか楽しさがあったが、年をとってからの貧乏はただの不便でしかない。
若い頃の貧乏は楽しめるけど、年をとると辛い
20代の頃、お金がなくてもなんとかなると思っていた。友達と安い居酒屋で飲んだり、ファストフードで済ませたり、最悪コンビニのおにぎりでも「まあ、こんなもんだろう」と笑い飛ばせた。旅行も夜行バスを使えば行けたし、宿泊はカプセルホテルやゲストハウスで十分だった。何より、貧乏であること自体が「今だけの経験」だと思えていたから、そこまで深刻に考えなかった。
しかし、50代になるとそうはいかない。安い店で済ませるのも、カプセルホテルに泊まるのも、なんだか気力がなくなってくる。体力も落ちているし、翌日の疲れが抜けない。若い頃は「なんとかなる」と思っていたことが、今では「なんとかならないこともある」と実感するようになった。
独身で貧乏だと、世界が狭くなる
特に独身だと、その厳しさが倍増する。結婚していたり、パートナーがいれば、相手ができることを一緒に楽しむことができる。自分一人では行かないようなレストランに行けたり、相手の趣味に付き合うことで新しい世界が広がったりする。
しかし、独身でお金がないと、できることが限られてしまう。たとえば、ちょっとおしゃれなカフェやレストランに一人で入るのは気が引けるし、旅行に行こうと思っても宿代や移動費をすべて自分で負担しなければならない。誰かと一緒なら「ちょっと奮発しようか」と思える場面でも、一人だと「やっぱりやめておこう」となってしまう。
結果として、日々の選択肢がどんどん狭くなり、世界が小さくなってしまう。これはかなりのストレスだ。
お金がすべてではないけど、ないと困る
もちろん、お金がすべてではない。人生はお金だけで決まるものではないし、どんなに稼いでも満たされない人もいる。でも、お金がないと選択肢が減るのは事実だ。
「今を楽しむことも大事だけど、稼ぐことも大事。」これは、50を超えてから本当に実感するようになった。若い頃は「お金なんてなくてもなんとかなる」と思っていたけれど、それは若さゆえの気楽さだったのかもしれない。
稼ぐ力があるかどうかで、人生の自由度が変わる。貯金をするしないは人それぞれだけど、「お金がないから諦める」という状況は、やはり少ない方がいい。
結局、稼ぐ力は大事
「お金は貯めなくてもいいけど、稼ぐ力は持っておいた方がいい。」
これは、50代になった今だからこそ強く思うことだ。年齢を重ねると、新しいことを始めるのが億劫になる。でも、だからこそ、少しでも収入の可能性を広げる努力をしておくことが重要なのかもしれない。
「独身で貧乏」という状況は、自分の世界をどんどん狭くしてしまう。だからこそ、お金の問題を少しでも解決して、自分の人生を広げる努力をすることが大事だと痛感する。新しいパソコンを買えないくらいで済んでいるうちはまだいいが、これから先、もっと必要なものが買えなくなったらどうするのか。そう考えると、やはり「稼ぐ力」は大事だ。
結局のところ、人生の選択肢を増やすためには、お金が必要なのだ。若いうちは気づかなくても、年をとるとその重要性が身にしみる。だからこそ、これからの人生、少しでも世界を広げるために、お金を稼ぐ力をつけていきたい。
新しいパソコンを買える日は、いつになるだろうか。
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